1990年生まれ。
特待生で大学を卒業後、大手メイド喫茶運営企業へ就職。大学在学中から新店舗立ち上げメンバーに抜擢され、入社後は採用からPL管理までマネジメントを行う。退職後、2014年10月に株式会社ジェネリーを設立。メイド喫茶就業時より構想があったラファリー事業の立ち上げを実現。D2C事業への本格着手後、SHIBUYA109渋谷店へ店舗出店し、臨時店舗など含め全国で店舗展開を実施に至る。現在はインフルエンサー事業の事業責任者も兼務。
ー現在のジェネリーの事業について簡単に教えてください。
ジェネリーでは主にEC事業、店舗事業、広告代理事業を行っています。”ときめきを届けるかわいいの教科書”をキャッチコピーに、Z世代の女性に向けたブランド「Lafary」をメインとし、カルチャーを知り尽くした運営チームで、WEBサイト制作 / サービス開発 / コンテンツ制作 / 販路開拓 / 販促プロモーションなどのプロジェクト開発を手掛けています。
新規事業としてインフルエンサーのマネジメント事業を行うなど、常に新たなことへの挑戦もしています。
ー起業を志した経緯を教えてください。
祖父が自営業者だったため、幼少期からサラリーマンとして働くよりも自分で大きな環境を作っていきたいとぼんやり考えていました。
高校から大学進学を決める際に学費や奨学金の高さに絶望し、これは一撃当てないとと思い、受験後には経営者になるための本を沢山読んだりしていて。
大学ではエンジニアになってお金持ちになろうかなと情報学部に通っていましたがあまり面白いと思えなくて、じゃあ将来目指したいのって何なんだろうと考えていた時に、母から「中学生の頃からずっと経営者になりたいって言っていた」と助言され起業を目指すことを決めました。
ーなぜ若い女性向けの事業を選んだのでしょうか?
元からアニメや漫画・ゲームが好きで、日本のサブカルチャーに携わる仕事がしたいと考えていました。就職先にメイド喫茶運営を選んだのもそれが理由です。
メイド喫茶の運営として多くの女の子と関わる中で、自分の常識と女の子たちの常識にギャップがあることに気がついたんです。面白いなと興味を持ったと同時に、それをビジネスとして成り立たせている会社はないなと。当時は女の子たちの間でゆめかわが流行していたので、ゆめかわを対象にしたウェブメディアから事業をスタートさせました。
ーメイド喫茶運営では大学在学中から新店舗立ち上げメンバーに抜擢されたとお伺いしましたが、具体的に取り組んだことを教えていただけますでしょうか?
実は就活の面接時から、社長に直接「名古屋で店舗を立ち上げたい」と伝えていました。その社長は新卒や若い世代の意見を尊重してくださる方で、良いものは採用するからと内定者6人でプレゼン大会が開催されました。結果的に優勝することができ、大学在学中から物件を探したり時にはテレビ取材を受けるなど、新店舗の立ち上げに尽力しました。
そのため店舗立ち上げが主な業務でしたが、他にも様々な経験をしました。それこそ、秋葉原の既存店でオムライスやうさちゃんパフェを作ったり。出来上がった環境の中で、10日間で店舗の全てを理解して覚えなければいけなかったため、当時はかなり苦労しました。
ーメイド喫茶運営にて働いた中で、現在の業務に生きている経験はありますか?
特に店舗事業の経験が生きています。ジェネリーで初めて常設店を出店したのは2021年3月でしたが、当時従業員には店舗経験者はほとんどいなかったんです。しかし、メイド喫茶での店舗運営の経験から、予算計画やマニュアルを上手く作ることができ、それが店舗事業の成功にも繋がりました。
大学で情報学部だったことからプログラミングや情報分析なども得意だったため、広告事業やBtoBの事業以外は取り組む前からイメージが付いていたという形になります。
ーそうだったのですね。ウェブメディアから事業がスタートしたとのことですが、軌道に乗ったのはいつ頃だったのでしょうか?
正直、メディアの調子がいいことは一回もなかったです。当時はウェルク事件があってメディアのあり方が問われていた時期で、いい加減なことはできないと一つ一つに多くの工数をかけていて。メディアだけではやっていけない状況になり、メディアをやりたくて集まっていたメンバーの多くが辞めてしまうこともありました。
ーその状況を乗り越えたきっかけは何だったのでしょうか?
当時大学1年生だったインターンのメンバーが一人でSNSを伸ばしてくれたことです。同時期に、友人からEC事業参入へのアドバイスをもらったことも回復へのきっかけになりました。
EC事業を立ち上げ、毎日「いくら稼がないと家に帰れない」など自分でルールを決め、稼ぐための努力を続けました。丁度流行り病と時期が被ったことで、ECの需要が増え売上が伸びるようになりました。その頃からは月100万円ほど稼げるようになり、メンバーと喜んでいた記憶があります。
ECの伸び悩みを感じ始めた頃にSHIBUYA109から声をかけて頂き店舗事業に着手。今では全体的に安定した運用ができています。
ー現在はどのような形でメンバーと関わっているのでしょうか?
自分の仕事は働くメンバーの才能・個性を開花させて導くことだと思っています。そのため、細かい何かを決定するというよりも経営者としての仕事をメインにしています。主力メンバーのサポートをしながら、手が回っていない部分に取り組んでいる感じです。
段ボールにモノを詰めたり、みんなの環境のために働くことも多いです。経営者である自分が一番努力していないと人はついてこないし、会社の向かう方向が一致しません。マラソントレーナーのように、メンバーに背中を見せながら前に進むことを意識しています。
ージェネリーで働く人に求めることを教えてください。
可能性がある人と一緒に働きたいです。オール4でそこそこ優秀な人よりも、どれかが5でどれかが1のような、個性的だけど世の中からは認められない人など、個性のある人が集まると良いですね。
また、ジェネリー・Lafaryが好きな人よりも、将来こうなりたいという理想像がある人の方が向いていると思います。元々メイン事業だったウェブメディアが今メインではないように、今取り組んでいる事業もいつかはなくなるかもしれません。その時々に合わせて、新しいことに挑戦できる人と高め合っていきたいです。私も、メンバーが個性を生かして様々なことに挑戦していける環境を作っていきます。
ー今応募を考えている人に伝えたいことを教えてください。
Lafaryというブランドはゆめかわから量産型・地雷系と時代の変化とともに変わってきました。私は10年前から、女の子の”かわいい”が世の中の価値観を決めると考えていて、かわいい文化はこれからも形を変えながら続いていくと思っています。これからはその時々のカルチャーに合わせた事業を行うだけではなく、カルチャーを作っていけるような会社にしていきます。
ジェネリーは個性のある人が個性を生かせる会社を目指していきます。共に面白いことをやっていける仲間が増えることが、何よりの喜びです。
株式会社ジェネリーが運営する「推し活女子」「地雷系女子」をターゲットとしたブランド「Lafary(ラファリー)」が8月4日から大阪・梅田のHEP FIVEに初出店。出店を記念したメインビジュアルには、AKB48の佐藤美波が担当。同日よりビジュアル撮影にて着用した ’23 SSアパレルコレクションも新発売。
量産型・地雷系の女の子に人気のブランドが待望の出店!
「推し活女子」や「地雷系女子」などのZ世代女子をターゲットとし、「推し活」アイテムをはじめとする雑貨やアクセサリーの販売を行うLafary(ラファリー)が2023年8月4日(金)より、大阪・梅田のHEP FIVEにオープン。
初の関西進出となる今回は、サンリオキャラクターズとのコラボアイテムや推し活に使えるバラエティ雑貨、アクセサリーやアパレルアイテムなど、SHIBUYA109渋谷店の人気商品や新商品を販売いたします。またラファリーならではのアイドルやインフルエンサー、各種IPや人気コンテンツとのコラボイベントも開催を予定しております。
HEP FIVE店の出店を記念した新キービジュアルには、AKB48の佐藤美波さんを起用しました。
「LafarySTORE」では推し活女子向けの商品も多数販売することから、可愛らしいビジュアルと、アニメや漫画・ゲームが大好きというオタクな一面を併せ持つ佐藤美波さんに担当して頂きました。
佐藤美波さん(公式プロフィール)
https://www.akb48.co.jp/about/members/detail?mid=1011
キービジュアルで佐藤美波さんが着用したアパレルアイテムは、HEP FIVE店のオープンと同日に販売開始いたします。
本格的なアパレルアイテムはブランドとしても初の試みとなり、今後も様々なアイテムを展開していく予定です。今回はその第1弾として、3つのアイテムが販売されます。ユーザーアンケートを何度も行い、ユーザーが待ち望んでいた仕様のラインナップとなります。
▪ヨークレースカラーセットアップ
BLACK/PINK/BLUE
¥9,900(税抜)
▪シースルーボウタイリボンブラウス
WHIITE/PINK/BLUE
¥6,500(税抜)
▪クロスリボンミニスカート
BLACK/ギンガム
¥6,500(税抜)
▪レースビジューリボンクリップ
BLACK/PINK/BLUE
¥2,300(税抜)
LafarySTOREでは、今後もさまざまなオリジナルグッズやコラボイベントなどを通して女の子の最新トレンドを発信していきます。店舗の最新情報はInstagramやTikTokで発信していきますので、そちらもぜひチェックしてください。
【新店舗】LafarySTORE HEP FIVE梅田店
場所:HEP FIVE4階(大阪府大阪市北区角田町5-15)
出店期間:2023年8月4日(金)~
TEL:050-6875-5632
LafarySTORE SHIBUYA109渋谷店
場所:SHIBUYA109渋谷店6階(東京都渋谷区道玄坂2-29-1)
TEL:050-6877-6212
▪公式SNS
Instagram:@lafary_store
TikTok:@lafary_jp
ときめきを届けるかわいいの教科書 「Lafary(ラファリー)」。 「推し活女子」や「地雷系女子」をはじめとするZ世代女子に向け、生活を彩る最新情報やガールズカルチャーを発信するWebメディア、「推し活」アイテムをはじめとする雑貨やアクセサリーの販売を行う店舗「LafarySTORE SHIBUYA109渋谷店」「LafarySTORE HEP FIVE店」・通販サイト「LafaryShop」の運営を行っています。
公式ホームページ:https://www.lafary.net
通販サイト「LafaryShop」:https://www.lafary.shop
Twitter:https://twitter.com/lafary_jp
Instagram:https://www.instagram.com/lafary_jp/
TikTok:https://www.tiktok.com/@lafary_jp
■ Lafaryについて
Z世代の推し活女子・地雷系女子に向け、”かわいい”にまつわる情報や推し活情報、カルチャー・ファッション情報を発信しており、月間100万UUを抱えるWebメディア、総フォロワー20万人以上を抱えるSNSの運用を行なっております。弊社メディアを活用したプロモーション案件やSNS・メディアのコンサル等の案件といったお問い合わせをお待ちしております。
お問い合わせフォーム https://www.lafary.net/plan/
■ LafaryShop、LafarySTOREについて
「推し活女子」「地雷系女子」に向けた通販サイト「LafaryShop」、SHIBUYA109渋谷・HEP FIVEの実店舗「LafarySTORE」の運営を行なっております。オリジナル商品に加え、過去にサンリオ様、漫画「ハレルヤベイビー」様といったライセンスを活用した商品企画や他社様・クリエイター様の商品の委託販売を行なっております。店舗を活用したプロモーションやコラボレーション企画など、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
お問い合わせフォーム https://www.lafary.net/plan/
■ LafaryDoll Agency
SNS上で若年層女性においてメインカルチャーになりつつある「推し活女子」「地雷系」に特化した総フォロワー約126万人のZ世代インフルエンサー事務所「LafaryDoll Agency」を設立いたしました。2022年10月のローンチ以来、既に数々の企業様から案件をいただいております。提携インフルエンサー起用によるSNS・Webプロモーション支援につきましては下記のフォームからお問い合わせください。
資料請求・お問い合わせフォーム https://lafaryagency.com
2000年生まれ。
販売や接客のアルバイトを経て、2022年に店舗担当として株式会社ジェネリーに入社。ブランド初の実店舗立ち上げに尽力。現在は店舗マネージャー兼商品企画MDとして主に商品の企画・進行を担当。
ーこれまでの経歴を教えていただけますか?
ジェネリーに入社するまでは販売や接客のアルバイトをしていました。
2022年1月に店舗担当としてジェネリーに入社し、初の実店舗の立ち上げに尽力。同年3月にSHIBUYA109渋谷店に「Lafary STORE」がオープンし、店舗での実務が開始しました。
現在は店舗マネージャー兼商品企画MDとして、商品企画をメインにプロジェクトリーダー / 店舗の運営・管理 / インフルエンサーマーケティングなど多岐に渡って業務を担当しています。
ー様々な業務を担当されているのですね。では、簡単に1日の業務の流れを教えてください。
朝10時に出社して、最初に社内外問わず連絡の確認をします。
スケジュールを確認して、ミーティングがある日はそれに参加します。
終わり次第、そのときに担当している企画を進行したり、今後の企画について考えたりしています。企画以外の仕事があれば、隙間の時間を使ってこなします。
定時は19時で、業務が終わり次第帰宅します。
▼月に数回程度、店舗に出勤することもあるそうです。
ー商品企画を行う際、一番大切にしていることはなんですか?
自分がかわいいと思うかどうかを重視しています。
ジェネリーはかわいい商品を生み出す会社で、私のような「キラキラしたかわいいものが好きな若い女性」をターゲット層としています。なので、私たち商品企画メンバーが買いたい!と思える商品を作っていくと、自然とお客様のニーズにも答えることに繋がります。
ーお客様と同じ目線で企画ができるのは強みですね。
そうですね。学生インターンのメンバーから意見をヒアリングすることもあり、より近い視点から商品企画ができていると思います。
ー店舗スタッフから商品企画への異動でしたが、きっかけは何だったのでしょうか?
店舗スタッフとして働く中で、商品企画の重要性に気が付いたことです。
実店舗で売り上げを大きく伸ばすことができたのは、定期的に企画を行うようにしたからでした。
店舗のオープン当初は、既にECサイトで販売しているモノを売っているだけのお店でした。初月はアイドルとのコラボイベントを行ったことで売り上げを作れましたが、それ以降は売り上げもどんどん落ち込んでいきました。
どうすれば売り上げが良くなるか考えたときに、企画やイベントを定期的に実施するが良いのではないかという結論に至り、すぐにクリエイターコラボの企画を組みました。
ハンドメイドクリエイター様からは雑貨やアクセサリーを委託していただき、イラストレーター様からは描き下ろしていただいたイラストでコラボグッズの製作・販売を行いました。結果としてそれが大きな売り上げ向上に繋がりました。
そこで商品企画という仕事の大切さを知り、異動を希望しました。
現在も高頻度で企画を行うようにしており、大人気漫画や有名IPとのコラボも実現しています。
ーこれまで特に力を入れた企画は何でしたか?
人気BL漫画「幕が下りたら僕らは番」とのコラボ企画です。
出版社や漫画家の先生と細かく調整することが多く工数がかかりました。大規模なサイン会を初めて開催したこともあり、レギュレーション決めもかなり大変でした。
その分、自分が考えた企画をお客様に喜んでもらえたのがとても嬉しかったです。サイン会に訪れるお客様の反応を直接見ることができ、頑張ってよかったなと思いました。
▼こなみさんが企画したサイン会の様子。
ー仕事をする中で「これだけは誰にも負けない」と思うものはありますか?
責任感が強く、任されたことに責任を持って仕事に取り組むところです。
自分が任された仕事以外でも、気になることがあれば積極的に意見するようにしています。
ー社員から学生インターンまで様々なメンバーと関わるポジションかと思いますが、メンバーとのコミュニケーションで意識していることはありますか?
メンバーの自主性を尊重することです。
社員・アルバイトなどの役職を問わず、発言を生かせる場を作れるようにしています。
ー今の仕事におけるやりがいはなんですか?
自分が「こういうものを作りたい!」と言ったことが反映され、実現できることがやりがいに繋がっています。
それがどういう結果になるかはさておき、自分の意見が実際に商品化になるのが嬉しいです。
ーその「こういうものが作りたい!」というのはどこで思いつくのでしょうか?
これは完全に感覚です!
パッと思いついたものを、できるだけすぐに伝えるようにしています。
ージェネリーに入社して良かったと思うポイントを教えてください。
福利厚生の面でも、自分の「もっとこうしたい!」が叶う点です。
これまでも、店舗スタッフの美容手当 / 家賃補助 / 事務所の移転など、多くの提案が実現してきました。
▼美容手当はネイルやヘアサロンなどに活用しているとのこと。髪色や服装などファッションを楽しみながら仕事ができるのも弊社の魅力の1つです。
ー職場全体の雰囲気はいかがですか?
雰囲気はとても良いです。部署を問わず、常に意見の交換ができる環境で働けています。
昼時にはメンバーと一緒にランチに行くこともあります。
ー働く中で、もっとこうだったらなと思うことがあれば教えてください。
企画面で話ができる人がもっといたらいいなあと思います。
いい感じにお願いします!と伝えたときにそれを実現できるような、感覚が研ぎ澄まされた人間と仕事をしたいです。
ーありがとうございます。そんなこなみさんが今後挑戦してみたい仕事・ポジションはありますか?
ずっと服を作りたいと思っており、8月に販売されるアパレルコレクションの監修を担当しました。
今後第2弾、第3弾の販売も予定しているので、自分好みのかわいい服をたくさん作っていきたいです。
ー最後に、どのような人材に入社してもらいたいか教えてください。
やる気 / 行動力 / 即戦力 / スピード感 / 発言力がある人に入社してほしいです。
積極性のある、受け身じゃない人材を求めています!
2017年にLafary初の商品企画としてサンリオ様からお声がけを頂いて以来、主に弊社のデザイナーによる描き起こしイラストを使用したキャラクターグッズを定期的に展開しております。
2020年にリリースされた推しのチェキを挟むことができる「オタ活スマホケース」はヒット商品となり、現在に至るまで多くの推し活女子に愛用いただいております。
2017年「 Little Twin Stars x Lafary」
2018年「MyMelody × Lafary」
2020年〜「ガーリーオタ活スマホケース」
2022年「ぴえん学園シリーズ」
2022年「KUROMIMANIAシリーズ」
2022年「はっぴぃべりぃシリーズ」
2022年「シナモロール〜find your colorシリーズ」
2022年「スウィートモノクロームシリーズ」
2023年「ときめきパーティーシリーズ」
1995年生まれ。
大学時代に株式会社ジェネリーをインターンとして手伝い、大学卒業後は文房具メーカーに入社。ファンシー文房具のデザインを経て、2022年にジェネリーに転職。現在はチーフデザイナーとして商品の企画・デザインを担当。
ーこれまでの経歴を教えていただけますか?
多摩美術大学グラフィックデザイン学科に在学中の2018年から、ジェネリーで10か月ほどインターンをしていました。当時はライターとして採用され、主にWebメディアのライティングを担当しました。
2019年に大学を卒業後、新卒で文房具メーカーに入社。2022年の8月(=社会人4年目くらい)まで、ファンシー文房具のデザイナーとして働きました。
2022年の10月よりジェネリーに正社員として中途採用され、現在の業務に就いています。
ー多摩美術大学だったということですが、かわいいものを作りたいという気持ちで美大に進学したのでしょうか?
いいえ、子供の頃からかわいいものが好きだったわけではないんです。
美大に入ったきっかけは、アニメとか漫画のイラストを描くのが好き!という気持ちからでした。
大学時代に自主課題としてスイーツの絵を描くことが多く、自分がかわいいものが好きだということに気がつきました。
▼大学時代、Lafaryのインターンでライターとして記事の執筆だけではなく、記事コンテンツのイラスト制作も担当されていました。
ー現在ジェネリーで担当されている仕事内容について教えてください。
商品企画・デザインをメインに担当しています。コラボ案件やオリジナルグッズもそうですし、宣伝周りのデザインなども最終的に監修する立場になります。
ー簡単に1日の業務の流れについて教えてください。
朝10時に出勤して、まずメールの確認を行います。デザイナーの業務として、見積もりや仕様面での確認などを業者さんとやり取りしています。
その日に予定しているミーティングがあればそれに参加します。
社内外での諸々のやり取りが落ち着き次第、現在進行している商品のデザイン作業を進めていきます。
途中で他の部署と意見交換をしたりトラブルの対応を行ったりと、デザイン制作をしながら他のメンバーや連携をとってマルチタスクをこなしています。
お昼はメンバーとランチにいったり、ジュースやお菓子を食べたりしながら仕事ができる環境です。
19時が定時となっていて、デザイン作業が落ち着き、企画内容がまとまり次第帰宅します。
▼仕事中の山下さんの様子。オリジナルデザインの推し活アイテムを製作されました。
ー今の話の中でメンバーとのコミュニケーションをしっかりと行っている印象を受けましたが、コミュニケーションをとる上で意識していることはありますか?
新しく入ったインターンの子はわからないことが多いと思うので、基本的なことはこちらから積極的に教えることが多いです。
ですが仕事に慣れてきたメンバーに対しては、先輩だから社員だからと上からの立場で指導したりコミュニケーションをとったりするのではなく、「商品についてどう思う?」だったり「このデザインどうかな?」と同じ立場のメンバーとして話しかけるように心掛けています。
ー1つの商品が出来上がるまでの大まかな流れを教えてください。
商品開発は2つのジャンルに分かれており、1つがオリジナルの自社商品、もう1つが版権ものやイラストレーターとのコラボ商品になります。
オリジナル商品の場合は、大体1ヶ月~1ヶ月半くらいで生産されます。最初にデザイナーが案出しをして社内でプレゼンを行い、OKが出たらどんどん商品をデザインしていきます。
途中でインターン生も含めてデザインについてのアンケートをとりながら制作を進めます。
合間で総務に見積りや発注の補助をお願いするなど、工数を考えながら作業しています。
コラボ商品の場合は、大体3か月ほどかかります。版権元の許諾や監修が必要になるため、その分時間がかかります。
デザインを確認して頂いた際に細かいチェックを受ける場合が多いので、それを見越したスケジューリングをしています。
▼実際に山下さんがデザインに携わった商品がSHIBUYA109渋谷店の店頭に並びます。
ー様々な業務を行っているのですね。
仕事をする中で「これだけは誰にも負けない」と思うものはありますか?
市場を見て売れる商品を作っていくことが大切ですが、それだけだと埋もれてしまいます。
手に取ったお客様がどのようなシチュエーションで使うか、これからどんなものが流行るのか、そして「ひとひねりのアイデア」を加えることが大切だと思っています。
ーその「ひとひねりのアイデア」はどこで思いつくのでしょうか?
既に市場やSNSでヒットしているデザインを見て思いつくことがあったり、全く関係のないものからインスピレーションを受けたりします。韓国の化粧品の広告や、通販サイトのTOPページなど。
CDジャケット、YouTubeのサムネイルなどをみて「もっとこうしたら可愛くなりそう!」と考えてアイデアになることもあります。
自社で扱っている「雑貨」というジャンルにとらわれず、かわいいと思ったものについて社内でも共有し合える環境なのもアイデアに繋がっていると思います。
▼休日はかわいいカフェに行くことも多い山下さん。日常生活の中でも常にアイデアに対してアンテナを張ることを心がけています。
ー今の仕事におけるやりがいはなんですか?
元々かわいいものが好きなので、その感性を商品に落とし込むという仕事は自分に合っているし、一緒に働いているメンバーもかわいいものを作りたいという気持ちを持っている人が多いです。同じ気持ちを持った仲間がいるということが自分のやりがいにも繋がっています。
ーメンバーとの関係の良さが伝わってきますね。職場全体の雰囲気はいかがですか?
すごくフレンドリーな人が多くて、先輩後輩関係なくざっくばらんすぎるわけでもなく、コミュニケーションにおけるストレスがなく仕事に取り組める環境だと思います。
デザイン制作に集中したい日はリモートで作業を行うなど、出社と在宅のメリットを使い分けられるのも良い点だと思います。
ー働く中で、もっとこうだったらなと思うことがあれば教えてください。
他部署同士でもっとそれぞれの思ったアイデアを出し合ってもいいんじゃないかなと思います。
SNS担当者が店舗の陳列に意見を出したり、店舗の人がECサイトに関してアドバイスをしたり。そうすることでそれまで見えてこなかった気付きもあると思うんです。
ー先程ジェネリーには中途採用されたと伺いましたが、転職の決め手はなにかありましたか?
前職では毎日ひたすらデザインをしていたため、デザインについてすごく勉強することができました。
仕事に不満があったわけではなく、作った商品がどのように販売されてどれだけ購入されるのかというデザイン以外の仕事にも興味を持ち始めたんです。
デザインだけではなく、他の仕事もできるようになりたいと考えたときに、ジェネリーの環境だとそれができることに気がつきました。
前の職場に居続けたら自分はもっとデザイナーとしてのスキルを磨けていたかもしれないけれど、自分がやりたいことはそれだけではなかったので。
ージェネリーに転職して良かったと思うポイントを教えてください。
入社前にこんな感じの仕事を任されるんだろうなという予想はしていたのですが、実際は思っていた以上に大変で…。
今までデザイン以外の業務にあまり携わってなかったということもあり、デザイン以外でまだまだ知らないことが多いとわかり、ショックを受けました。
そんな状況で、ジェネリーの社長はただ指導をするのではなく、ここを期待しているからもっとこうしてみようって課題を明確にして向き合ってくれたんです。
形骸化された社員教育ではなく、一人ひとりの課題と向き合った教育というのはベンチャー企業だからこそできることですし、一緒に高め合おうという気持ちで接してくれるのはとてもありがたかったです。
ーこれから転職を考えている人に伝えたいことはありますか?
まず、実際に転職をする前に今いる会社で学べるものはとにかく搾り取ってみようってことですね。
あとは、本当はやってみたいけど今の環境だと触れられないなっていう仕事があったら、転職活動をする中で惜しみなく転職先に対して伝えて良いのではないかと思います。
思いを伝えることで転職先の方とも深くコミュニケーションがとれて、その会社にマッチするかどうかが分かりやすくなるため、最終的に良い環境で働けることにつながると思います!
ーありがとうございます。そんな山下さんが今後挑戦してみたい仕事・ポジションはありますか?
評価されるブランドラインを作りたいです。究極を言うとバーバリーのチェック柄みたいな。
Lafaryといえばこれだよねっていうマークやブランド的なものを作っていきたいです。
今は商品のデザインをしていますが、カフェのトータルデザインや映像やIPなど「商品だけではないもの」のアートディレクションもやってみたいと考えています。
▼山下さんが1から企画を練り上げて製作した「ずっと見フレンド♡ゆるまるず」シリーズ
ーこれからの会社全体としての目標を教えてください。
これから会社が大きくなるにつれて色々なメンバーが入ってくると思うんです。それこそデザイナーで入ってくる人もたくさんいるだろうって。
今のメンバーだけではなくこれから入ってくるメンバーも含めて「社員として強い」ではなくて「個人としても強い」というスキルを持った人が育つ環境になればいいなと思っています。
ー最後に、どのような人に入社してもらいたいか教えてください。
世の中の流行や売れているもののインプットをできる人はもちろん、それに加えてその人独自の世界観・かわいい世界観を持っている人、自分がやりたいことだけじゃなくて他の人のアイデアも尊重できる人、色々な仕事に対して興味を持って学べる姿勢がある人、自発的な人が特に活躍できる場所です。
弊社では、ガールズカルチャー領域で人気のあるクリエイターの皆様にお声かけさせていただき店舗・ECにてコラボ企画を実施しております。
2022年「ビビちゃん」
2022年「あえものえあり」
2022年「ひつじ田ひつ男」
2022年「ゆいみす」
2023年「YUI」
2023年「くろうめ」
2023年「くまきち」
2001年生まれ。
日本大学在学中から株式会社ジェネリーをインターンとして手伝い、24卒での社員登用が決定している。SNS運用や店舗スタッフを経て、現在はマーケティングを担当。
ー最初に、これまでの経歴を教えていただけますか?
日本大学短期大学部を卒業後、同大学理工学部応用情報工学科に編入し現在在学中です。
ジェネリーには大学3年次(=2021年)の6月に応募し、7月にインターンとして入社しました。SNS運用担当として採用されたのちに、店舗スタッフとしても働き、現在は採用を担当しています。
▼店舗スタッフとしてSHIBUYA109渋谷店で勤務しているはるかさん。
ージェネリーのインターンに応募したきっかけを教えてください。
新しいことへのモチベーションがあるタイミングで募集を見かけたことがきっかけです。
元々Lafary(弊社ブランド)のインスタをフォローしていて、ストーリーでインターン募集を知りました。
その頃、当時働いていたアパレルのアルバイトに慣れてきて、新しいことを始めたいと思っていました。様々なことに挑戦する中で、前から気になっていたジェネリーのインターンにも応募しました。
ー元々かわいいものに関わる仕事に就きたかったのでしょうか?
そうですね。小さい頃から絵を描くことが好きで、デザイナーを目指していた時期もありました。中学校では美術部、高校では漫画研究部 / 書道部に所属し、絵やデザインを学びました。
▼実際にはるかさんが描いたイラスト。
高校生の頃に量産型ファッションに目覚め、かわいいアパレルショップの店員さんに憧れたこともありました。
しかし、能力的にも性格的にもデザイナーやショップ店員になるのは現実的ではないと思い、大学では情報の道に進みました。情報系を選んだのは就職の幅が広いからです。
それからはシステムエンジニアになるために色々勉強をしましたが、あまり楽しいと思うことができず、自分がやりたいことはこれじゃないと言うことに気がつきました。
ジェネリーに入社したことで、自分が本当にやりたかったことができていると感じています。
ー現在、内定者インターン生として担当されている仕事内容について教えてください。
会社の新規事業として新しいブランドを立ち上げる準備をしています。
新しい事業を始めるにあたって多くの人材が必要になるため、現在は採用担当として、入社希望者の書類選考や面接を行っています。
これからはSNS担当のインターン生と店舗スタッフの研修も担当することになっています。自分自身が過去に運用や業務を行なってきた知見をもとに、新人への教育係として指導を行います。
ーでは、簡単に1日の業務の流れを教えてください
日によって変動はありますが、その日に予定している最初のミーティングや面接の時間に間に合うように出社します。
面接やミーティング(店舗ミーティング、商品企画ミーティングなど)に参加して、合間の時間はECサイト用の写真撮影やインスタ用のクリエイティブの作成を行っています。
インターン生の場合は決まった定時は設けられていないため、業務が終わり次第帰宅します。
―インターンからの社員登用とのことですが、ジェネリーに就職をしたいと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
インターンとして働く中で、他の会社だと任されないような重大な仕事を任されることが多くあったことです。スキルアップできるスピードが速く、日々成長を感じています。
他の会社では入社してすぐにそのような仕事を任されるような経験はできないと考え、今後もさらにジェネリーでスキルアップをしていきたいと思い、社員登用を希望しました。
理工学部ということもあり、キラキラしたかわいいものが好きな人があまり周りにいなかったので、同じ趣味や価値観を持った人達と仕事ができることも魅力だと思いました。
ーインターンとして働く中で特に力を入れたことを教えてください。
特に頑張ったなと思う仕事は2つあります。
1つ目は実店舗「LafarySTORE」のインスタ投稿です。
私が担当になるまで、あまり店舗に行くことのないSNS担当者が情報を発信していました。SNS運用経験があり、店舗スタッフとしても働いている人材は私が初めてだったので、それを活かした発信を意識しました。
そのときに売りたいものや入荷したものをタイムリーに発信することで、より良い投稿ができたと思います。
2つ目は池袋サンシャインシティで行ったPOPUPストアです。
責任者は社員が担当し、私は副責任者として尽力しました。
店を一から作るということで、売り出したい商品やお客様の導線を予測してレイアウトを考えました。備品やポップの準備・発注も行い、お客様に喜んでいただけるかわいい店舗を作ることができました。
▼実際のPOPUPストアの様子。期間中はほとんど毎日店舗スタッフとして店頭に立っていたそうです。
ー「これだけは誰にも負けない」と思うものや自分の強みはありますか?
理工学部で情報工学について学んでいるので、物事を定量的に捉えて分析 / 評価 / 判断することが得意です!
小さい頃からPCなどの機械に触れる機会が多かったので、ツールの使い方を理解するスピードも人より早いと思います。
ージェネリーの仕事におけるやりがいはなんですか?
店舗ミーティングなどの会議の場で意見を出すと、高確率でそれが採用してもらえることです。インターン生やアルバイトスタッフの意見でも否定されることはほとんどなく、じゃあやってみよう!と実現できることが多いです。
その意見が実際に形となることで自信や達成感に繋がり、さらに売上が伸びたりお客様が喜んでくれる様子を見たりすると私も嬉しくなります。
▼はるかさんの好きなイラストレーター・くろうめさんとのコラボ商品が実現。案出しやディレクションを行ったそうです。
ー職場全体の雰囲気はいかがですか?
いい意味で緊張感がありすぎない職場だと思います。
ちゃんと上下関係はあるけど厳しすぎることもなく、立場が上の人に対しても遠慮せずに意見が言える環境です。
かわいいものが好きな人が集まっているので、服やネイルなどかわいいものについての雑談で盛り上がることもあります。こんな職場はここしかない!と思っています。
ージェネリーに入ってよかったなあと思うことはありますか?
ジェネリーに入る前までは、なんとなく課題をしてなんとなくバイトに行って、時間になったら家に帰るという、変わり映えのない毎日を過ごしていました。
入社してからは頭を使わなければいけない場面が多くなり、その分「今日は意味のある1日だったな」と思うことが増えました。
ーそんなはるかさんが今後挑戦してみたい仕事・ポジションはありますか?
挑戦したいというよりはやらなくてはいけないことなのですが…
業者さんやクリエイターさんなど、社外の方とのメールや打ち合わせにおいて円滑なコミュニケーションができるようになりたいと思います。
ー最後に、これからの目標について教えてください!
新しく作るブランドが多くの人から愛されるものになることです!
コンセプトの策定にはしっかりと時間をかけていきたいです。
仔縞楽々先生による大人気漫画作品「ハレルヤベイビー」とのコラボ企画を店舗・ECにて開催いたしました。描き下ろしイラストによるコラボ商品の販売に加え、ポスター・等身大パネルの設置、限定ノベルティの配布などを行いました。